●さつまいもはダイエットの味方?
近年ダイエットのみかたとして人気の出ているさつまいも。山梨県にも焼き芋専門店があるほど、ダイエッターを問わず、とても多くの人が注目している食材です。
ダイエッターに人気な理由は低GI食品であることが大きな理由です。
●低GI食品とは?
そもそもGI値とは、その食材(炭水化物)を食べた際にどれだけ血糖値が上がりやすいのかを数値化したものとなります。
そのため、数値が高ければ高いほど血糖値が上がりやすく、脂肪になりやすい食材となります。
さつまいものGI値は以下の通りとなります。
・さつまいも 55
・白米 84
・食パン 91
・うどん 80
・じゃがいも 90
・にんじん 80
他の食材と比べてみても、さつまいもが低GI食材で、ダイエットに向いている食材であることがわかります。
●さつまいもならダイエットの味方なの?!
ダイエットに向いている低GI食品のさつまいもですが、実は調理法によって太りやすい炭水化物に変化してしまうのです。
以下は調理法によるさつまいものGI値の変化になります。
・干す 55
・焼く 80~55
・茹でる 40~45
・蒸す 45~50
・揚げる 70~80
この数字を見ると、実は甘くて最近大人気の焼き芋は太りやすい炭水化物となります!
●焼き芋をダイエット中に諦められない人へのアドバイス
ダイエット中に焼き芋を食べたい人に朗報です。
さつまいもは加熱すると、さつまいもに含まれるデンプンが麦芽糖に変化して、腸から吸収されやすい糖に変化するため、太りやすいものに変化してしまいます。
実はその麦芽糖が太りにくい糖に変える方法があります。
それは冷蔵庫で冷やすことで糖を太りにくいものに変えることができます。
冷蔵庫(4°以下)で冷やすとレジスタントスターチというもの増えて、低GI食品に近づきます。
レジスタントスターチは排便を促したり、血糖値やコレステロール値の上昇を抑える効果があるため、ダイエットにとても効果的なものとなります。